E531系G車挿入に伴うサハ組み換えについて |
2006年4月に発表された常磐線グリーン車投入。(→プレスリリース(pdf))
これに伴って、E531系のサハに組み換えが生じます。
E501.netでは、佐和高速鉄道さんのご協力を頂き、組み換えについて独自に予想していきたいと思います。
なお、ここに書いてあるものの多くは、推測が含まれていますので、取扱いには十分ご注意下さい。 |
本題に入る前に、G車投入の概要
・E531系基本編成(10両編成)の4・5号車にG車投入
・上野を発着する、全ての中距離列車(取手以北)にG車投入
(→E501系は上野から撤退)
・グリーン車は、上野〜高萩間で運転
(→基本編成は高萩以北には入らない) |
まず、E531系基本編成の特徴を
第1期(東急・川重)
第2期(新津)
第3期(新津,サハ抜き)
の3期を分けて説明します。 |
第1期 K401〜K406 →4・5号車にサハE531型
第2期 K407〜K411 →4・5号車にサハE530型
第3期 K412〜K422 →4・5・6・9号車のサハを抜いた6両 |
現在、第2期まで登場しています。
E531系の組み換えのポイントとなるのが、サハE531型とサハE530の差です。
サハE530型には、CP(コンプレッサー)とSIV遮断(2号車と7号車にあるSIV(補助電源装置)の同期運転できないときに、5・6号車の補助電源回路を遮断)が搭載されています。
サハE530型を、6号車に入れる必要があります。
組み換えは、第1期・第2期のグリーン車挿入位置にいる4・5号車のサハを第3期に移動するものです。
@グリーン車投入決定前の第1期には、4・5号車にサハE531型が入っていますので、
6号車には入れないので、9号車に移動します。
Aグリーン車投入決定後の第2期には、4・5号車にサハE530型が入っていますので、
6号車に入れます。
そうすると、@は11両、Aは9両移動することになります。
第3期は10編成ですので、@では1両余り、Aでは1両足りなくなります。
そこで、サハE531型1両を改造して、E530型化してAに移動します。
これらの操作を図にすると、以下のようになります。 |
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この操作を行うと、9号車にセミクロスシートとロングシートの2タイプが混ざることになります。
(第1期・第2期はセミクロス,第3期はロング)
このような組み換えが実際行われるのか、注目です。 |
参考文献
・鉄道ジャーナル 6月号 |
2006/6/15
RG
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